MIZUKI RUI
P/O/O/L
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MIZUKI RUI
P/O/O/L
もともと海水浴場だったスケートボード・パークの表面を舐めるように撮影しました。市井の人々の海水浴場での夏の記憶に想いを馳せながら、カルフォルニアの干ばつにより水を抜いたプールを利用しスケートボードをしていた若者たちの歴史について考えながら…。記憶と歴史、実像と虚像、身体と空間、それぞれの関係が折り重なるように展開される今回のインスタレーションは、プールという場所で慣習化されたアクティビティを別のものに翻訳(もしくは誤訳)していくことを狙いとしています。
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水木塁
1983年、京都府出身。2006年京都市立芸術大学美術学部漆工科卒業、16年京都市立芸術大学美術研究科メディアアート領域博士号取得。スケート・ボーダーとしての身体感覚や、都市と身体との関わりをもとにした作品を制作している。近年の個展に、「東下り」(WAITING ROOM、東京、2019)、「都市のモザイク」(ARTZONE、京都、2018)「鏡と穴─彫刻と写真の界面 vol.3 水木塁」(gallery αM、東京、2017)などがある。