OGAWA MIYO
OSAKA
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OGAWA MIYO
OSAKA
中学生の頃、この場所を通って学校へ通っていた。大阪で生まれ育ち、この街とともに生きてきた私だからこそ、表現できるものは何か——。写真は撮った瞬間、過去になる。それは、不可逆的だ。けど、過去といま、その先の未来は、確かにつながっている。変わりゆく街の景色。街は、ずっと動いていて。工事現場に足を踏み入れたとき、その街を、未来をつくっていくのは人だったんだと、改めて感じた。当時の学生時代の記憶とともに。写真家として、時間軸を超えて、この場所と向き合った。
profile
小川美陽
1996年大阪府生まれ。写真に対して物理的加工や身体性を持って再構築するような作品を制作している。近年の主な展覧会に、個展「Intersum」DELTA / KYOTOGRAPHIE Permanent Space（京都 2024）、「Story Fishing」Gallery NEUTRAL（京都 2022）/ グループ展「Ambiguous Hall」YAU ( by TOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCH )（東京 2023）、「ウツサレタモノ」ギャルリー宮脇（京都 2023）、「Where I am, Anyways」旧金子家住宅（秋田 2022）などがある。