KOYAMA TAISUKE
INTERFACE_GINZA
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KOYAMA TAISUKE
INTERFACE_GINZA
『INTERFACE_GINZA』は、都市と人の境界である地表(装飾された歩道)や、街に境界を生み出すオブジェクト(壁、フェンス、工事現場の三角コーンなど)に着目して制作された。本作は、映像データとして記録された都市の断片をフォトグラメトリーと呼ばれる手法で3Dデータに変換し、その過程で得られたUVマップ(立体画像を作るために必要なテクスチャデータ)を、コンクリートブロックにプロジェクションして再撮影している。このプロセスによって小山は、データと物質の組み合わせから生成された、極度に断片化された都市のイメージを描き出している。
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小山泰介
写真家/TOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCH代表。東京出身。2014年から4年間、ロンドンとアムステルダムを拠点に活動し、現在は東京在住。生物学や自然環境について学んだ経験を背景に、実験的なアプローチによって制作された写真作品や映像作品、インスタレーションを発表している。近年の展覧会に、NEW ANXIETIES (N/A & FF Seoul、ソウル、2025)、スイス・日本国交樹立160周年記念写真展SUPER NATURAL!(YAU CENTER、東京、2024)、個展 UNIVERSAL FLOWING(THE FLOW、大阪、2024)他、国内外の芸術祭や美術館、ギャラリーなどでの展覧会多数。2013年度文化庁新進芸術家海外研修員。女子美術大学非常勤講師。